なんて安定した空なんだ!!

日もだいぶ短くなって5時は真暗なのでエリア集合は6時だ。
既にネタ郎くんとモンモンさんがエリアに入っている。 ユニット/キャノピーを車から下ろしてから、今日は人力で露払いだ。 鳴門からこっち、立ち上げの楽なシンフォニーに逃げているフラリーマン。 今日も足の遅い副長とモンモンさんなので迷わずシンフォニーを広げる。 (^_^;
モンモンさんは右に傾き北側の藪に突っ込みながらのテイクオフ。 体の軽いモンモンさんでなければ木に突っ込んでいたようなギリギリテイクオフだ。 ネタ郎くんはいつものように慎重で危なげないテイクオフ。 新しく買ったフラリーマンも軽くテイクオフだ。 やっぱりシンフォニーは楽ちんだ♪ モンモンさんはあまり何も考えずに高度を上げながら東に進路をとっている。 高度400m付近に風の変わり目があり向かい風から逆に追い風になる。 大気は安定してピクリとも揺れない。 前を飛ぶモンモンさんについていくネタ郎くん。 この二人をカメラとビデオで記録する。  阿波麻植大橋を越えたところで大魔王がエリアにやってきたようで無線が入る。 こちらを追いかけて来るそうだ。 フラリーマンの無線がきれいに入らないようなので、無線の出力をミドルからマックスに変更する。
安定した飛行がそのまま続き瀬詰大橋、岩津橋、穴吹橋と順番に越えていく。 穴吹でネタ郎くんから燃料が心配なのでエリアに帰るとの連絡が入る。 モンモンさんの燃料も少ないのでここで今日はUターンだ。 帰りは高度を下げて低空の西の風に乗ることにする。

Uターンすると逆光の川面の中に岩津橋が見える。 なんて美しいんだぁ!! と感動していたら写真を撮るのを忘れていた。 (^_^; 慌ててカメラを取り出してパシパシ!っと何枚か写真を撮影すると大魔王から無線連絡がある。 大魔王は瀬詰大橋の手前を飛んでいるとのことで探してみると、おお〜〜、目視で発見!! さすがマックジェットは速い!!
瀬詰大橋の手前で大魔王と合流する。 大魔王がうれしそうに足の遅い三羽ガラスの周りをクルクル回りながら飛んでいる♪ (^_^; ちょっと大魔王を驚かそうと思い、フルトリム/フルアクセルにして飛ぶことにする。 じつはシンフォニーは結構速いのだ。 大気も安定しているのでそのまま最高速度で阿波麻植大橋を抜けて川島城まで飛ぶ。 後から聞いた話では大魔王はシンフォニーに追いつけなくなってびっくりして、慌ててトリムを伸ばしたそうだ。 モンモンさんとネタ郎くんは遥か後方。 二人は無線で「大魔王、速いなぁ」「まぁ、高い機体なんで良いんじゃないですか?」などと話をしている。 「中古の安物のシンフォニーも速いやろ〜〜!」と割り込むと「なんでそんなに速いの〜〜?!」と驚いている。 (^o^)
ここでUターンして遅れた二人に合流。 高度を下げながらエリアに向かう。 エリア周辺の低空はサーマルが出始めて結構揺れる。 大魔王がランディングで期待通り転んでくれる♪ ビデオ撮影出来なかったのが残念だ。
(x_x)☆\(ーー; ビシ!!  もちろん、他の3人は楽勝で着陸成功だ♪ 

午後、スラストⅢの試乗も兼ねて委員長くんの初飛びのテスターを行うことにする。 風があるのでクロスで立ち上げる。 安定した機体で、多少の風のゆらぎは問題ない。 浮きもよくあっと言う間にテイクオフする。 当然、サーマルもそこそこ発生して多少揺れて入るが、ロール/ピッチは入りにくいいい機体だ。 ブレークは結構重く、スパイラルには入りづらい。 入っても直ぐに元に戻ろうとする。 シンフォニーのようにカックン!と突然スパイラルに入るようなことはなく、素直な入り方だ。 ランディングもフレアーが素直に入ってくれるので無風でも問題ないだろう。 スラストHP、立ち上げが重いのでこれ買おうかな??
(今日のフライト)
・06:55〜08:08 飛行時間01:13
・13:22〜13:32 飛行時間00:10
・本日フライト時間 01:23
トータル553回 469時間49分

委員長さんがエリアにやってきた!

地元で立ち上げ練習を行なってきた委員長くんがエリアにやってきた。 キャノピーはスラストⅢでユニットはハヌルのR80だ。 何度かテイクオフをトライした後、綺麗に立ち上がりあとはエンジンを回して走りだけ!!! と言うところで飛び乗りしてしまい撃沈。 機材には損害なく本人もケガもなく不幸中の幸いだ。
そこから数回トライしたあと綺麗に立ち上がる! 今度は飛び乗りなしでと、口を酸っぱくして話していたのだが、再び飛び乗りして沈下し、けつまずいて転倒。 飛び乗って足が止まり沈下。 足が地面についてしまうが、足が止まっていたのでついて行けずに転倒だ。 今度はプロペラが粉々になってしまった。(T_T)
  
ここで午前の部は終了! 委員長くんのおごりで焼肉となった。 こうなると、スタッフも燃え上がる! 飛ばずに帰す訳にはいかない。 午後、風が弱まってきたところを狙い、フラリーマンがテスターを行う。 問題ないということで午後の部スタートだ。 風があるため立ち上げでキャノピーの勢いが強すぎて前頭になる。 何度か前被りを繰り返してしまうが、数回後にうまく立ち上がる! エンジンを回せの指示を出すが、アクセルオンが遅れてしまい、前被り気味でエンジンに押されて転倒。 上からキャノピーが被ってきてキャノピーの一部が破れてしまう・・・。
今までの経験では、初飛びで飛び乗りの傾向があった人は残念ながら上達が遅い。 ポンポコ父さん、大きいの、などのメンバーがそうだ。 逆に走り切る新人は上手い。 カントク、ネタ郎くん、副長がいい例だ。 委員長くんは前者なので何とかしなければ、いくらペラがあっても間に合わない。 一度ロープで引っ張って足が浮く感覚を覚えてもらう必要がありそうだ。