あわや大惨事!

もう1件事故が発生した。 これは、エンジンを台の上に乗せて始動したところフルスロットルに近い状態で回り始めてしまったというものだ。 これも下手をすると大惨事だ。
1.同じユニットでアクセルワイヤーが引っかかってエンジンが止まらなくなっ
  たことがあった。 また自分のユニットでもアクセルの戻りが悪いことが良
  くあった。
2.エンジンが重いので担ぎやすいように台を作ってその上にエンジンを置いて
  いつも担いでいた。
3.その台の上でエンジンを始動したところ、アクセルワイヤーが引っかかって
  いて、フルスロットルに近い状態で回り始めてしまった。
4.あわててエンジンを支えたが台から脱落。 そのショックで燃料タンクにプ
  ロペラが接触し穴が開き、ガソリンが大量にプロペラで巻き上がった。
5.自分はエンジンを保持するだけで精一杯でどうしようもなかった。
6.近くにいたクラブ員2名にエンジンを止めてもらい事なきを得た。
もし、ガソリンに火がついていたら。 もし、周りに誰もいなったら。 もし、台から落ちたときにエンジンを支えきれずプロペラに巻き込まれていたら・・・。 本当に恐い事故だった。
パラモーターの安全講習会で紹介されていたが、台の上でエンジンを始動して同様の事故が多く発生しているとの事だった。 エンジンを担ぐときには台の上でも問題ないが、エンジンの始動は地上で行うべきだろう。 エンジン始動前は必ずアクセルの点検を行い、エンジンストップボタンを持ってエンジンの始動する、という基本も必須だ。 フライト前の点検は必ず行おう!