寝太さんち〜ドイツ館〜シェフんち!

霞はかかっているがいい天気だ! 朝6時テイクオフを目指して5時半にエリアに入る。 寝太さん、モンモンさん、カントク、副長、フラリーマンの5人がテイクオフ。 今日は風も弱いので久しぶりに寝太さんちに突撃だ! 最初カントクが抜け出す。 カントクのアンティア2のトリム速度はスラストよりも2〜3km速い。 トリムを伸ばしたモンモンさんがそれに続く。 副長と寝太さんは次第に遅れながらついてくる。 フラリーマンは最初軽くアクセルを踏んで先行する二人を追いかけたが、Uターンして遅れた二人の後ろについてビデオの撮影を行う。 先行する二人には無線でUターンして合流してもらうようにお願いする。 第十堰上空で一度5機が合流したが、これだけのパラが固まって飛ぶと圧巻だ。

第十堰から名田橋に向けて高度を下げながら飛行する。 四国三郎橋手前の高圧線を越えてから法定高度150mまで下げるように指示する。 高度を下げたカントク、モンモンさんは田宮の競技場まで入っていく。 フラリーマンも一緒に市内方面に進入だ。 河川敷からほんの少し入っただけで景色が激変する。 じつは河川敷から眉山までは1km少々しかない。 高度150mのパラから見るとこの1kmの距離は非常に短い。 田宮の競技場上空から見ると目の前に佐古の街が広がる。 自宅近くのライオンズマンション、農協、などがはっきり見える。 本当に普段自分が澄んでいる街を見るのは新鮮だ。 副長のドイツ館好きがよく分かる。

ここから河川敷に戻り更に東に進んで吉野川大橋を越えると寝太さんちが見えてくる。 市民病院の上空から市内に入ってきた寝太さんを寝太さんちと一緒に写真撮影。 その後、ビデオでも寝太さんを追いかけて撮影を行う。


十分市内を堪能したのでここからドイツ館に向かう。 高度150m以上に上げることが出来ないため吉野川が狭くなる鉄橋付近まで戻り吉野川を横断。 そこから空港9km圏内に入らないように迂回しながら高度を上げる。 しかし、高度400mで時速60kmで進むため帰れるのか?? 多少の不安を抱えながら飛んでいたが、あっという間にドイツ館到着。ドイツ館からは副長が主任の家まで案内してくれる。 主任は奥さんと一緒に庭に出て手を振ってくれている。 5機のパラが主任の家の上を飛びまくった上、フラリーマンが高度20〜30mの低空で主任に手を振ってご挨拶だ。 近所のおじさんも庭で脱いだ服を振りまくってくれている。 十分主任にサービスしたのでこの辺りで上昇してエリアに戻ることにする。

第十堰を越えたところで副長が「シェフ宅を爆撃しよう!」と提案。 みんなで喜んでシェフ宅を目指すことにする。 帰りは向かい風を心配したが風向きが変わったのか、時速40kmで進んでくれる♪ シェフ宅に到着するも、降下して確認すると既に車がない! 残念!! 一歩遅かったようだ。 仕方がないのでエリアに帰ろう!って事でエンジンを全開。 ところがエンジンの回転が上がらない。 わぉ〜〜!! かなり焦るフラリーマン。 高度は100mを切っているのでとても河原には戻れない。 少アクセルを戻すと回転が上がり始めわずかに上昇してくれる。大体7500rpmぐらいだ。 それでも結構やばい。 ドキドキしながらレベルフライト+αぐらいの調子でゆっくり河原に向かう。 次第に回転も上がり始め8000rpmぐらいまで回るようになる。 これだけ回転が上がってくれればなんとかなる。
やっとエリア上空まで辿り着いたところで試しにアクセルを握ってみると、あっと言う間にエンジンストップしそうなぐらいまで回転が落ちてしまい、またまた焦る! 脳裏をかすめたのは一台目のエンジンが死亡した時の状況だ。 これはやばいということで直ぐにエリアにランディング。 いったい原因は何だ!? 
(今日のフライト)
・06:06〜07:45 飛行時間01:39
・本日フライト時間 01:39
トータル603回 518時間02分