エリア周辺高度2700mと夕凪フライト

土曜日は出張で休暇が潰れ残念! 今週はチャンスが日曜日だけ、という日に風も穏やかで晴れてくれた♪ 神様ありがとう!!
エリアに着くと朝露がひどい。 寝太さん特製の露払いを車に取り付けてTOする場所を走る。 露払いの途中モンモンさん、寝太さん登場。 朝風が強めであったが、支度をしているうちにいい風になってくれる。 寝太さんは昨日ロールが入ってフレームとプロペラをやってしまったとかで、緊張していたが、真っ直ぐ上げてまっすぐ飛んで行く。 フラリーマンも問題なくTO。 モンモンさんは立ち上げで傾くも修正を行い見事テイクオフ成功だ。 今日は透明度が高く眺めが非常にいい。 これは高く上がるしかない!!
アクセルを8400rpm付近で固定しスタビで反転トルクを調整。 そのまま久しぶりの透明度の高い景色を愛でながらブレークから手を離して手ぶらで上昇を続ける。 高度1000mになると高松の屋島や八栗山が見える。 小豆島も全貌が現れる。 軽く記念撮影を行い更に上昇する。 この頃に後から遅れてやってきた主任がテイクオフし、推力がないとモンモンさんが着陸する。 高度1000mを越えると気温は18度と寒いぐらいとなる。 高度2200mで下層の霞を抜ける。 Yiを取り出して自撮りビデオの撮影だ。 ここからの上昇は遅い。 エンジンの回転を8600〜8800rpmまで上げて高度を稼ぐ。 2700mでは剣山も眼下の山となり風景は起伏のない二次元的なものに変わる。 よく見ると井川の橋の向こうまで見えている。 双眼鏡が欲しいなあ。 まぁしかたがないのでカメラのズームを最大にして何枚か写真を撮ってみる。 今日は3000mを越せそうだ♪


ところがここで急にエンジンお回転数が落ちてくるではないか!? いきなり8800rpmから5000rpmだ。 慌ててアクセルを戻してエンジン温度を確認すると、170℃と問題ない。 よかった!! オーバーヒートではないようだ。 エンジンの回転は3000rpmで安定している。 ここで再度アクセルを握るが、7000rpm少々回った直後に回転が落ちる。 エンジンの回転にはばらつきはなく、まるでアクセルをゆっくり戻したような感じで回転が落ちるのだ。 今まで高度を上げすぎて燃料が濃すぎる場合には、少しエンジンの回転にはばらつきが出始め、更に上昇すると回転が苦しそうに落ち始めるものだ。 こんなに急に回転は落ちない。 今回は様子が違うので心配だ。 仕方がないので今日の3000mアタックはここで終了だ。 エンジンの回転を3000rpmに固定し様子を見ながらの降下だ。 高度2000mで再度エンジンを回してみるが、何の問題もなく回転が上がるではないか! 休ませたから回り始めたのか、高度を下げたからなのか、それは謎だ。
高度500m付近でクマさん発見! 久しぶりにクマさんをフォローしてビデオを撮る事にする。 その間約20分、エンジンに不調は発生せず、少しだけ安心したフラリーマンであった。

夕方、大気が安定してきた。 エンジンの調子を見るためにもう1フライトだ! 風は北。 エリアで最も距離が取れない方向だが風は弱い。 寝太さんは今朝と同じく安定したテイクオフ。 クマさんはチョット傾くも綺麗に修正する。 しかし、修正に距離を使ってしまい離陸を中止する。 続くフラリーマンはなんとかブレークを当ててテクオフする。 風が弱く距離が短いと緊張するなぁ〜〜!

その後クマさんも無事テイクオフ。 しかしシェフはエンジンが始動せずなかなか飛べそうにない。 フラリーマンは8800rpmでエンジンの上昇テストを行う。 10分以上上昇してみたがエンジンは絶好調! 今朝の不調はやはり気圧が下がったのが原因だろう。 遅れて離陸したシェフと一緒に寝太さんが東に向かっている。 既に高瀬の潜水橋だそうだ。 フラリーマンは西条大橋手前から二人を追いかけることにする。 堤防とほぼ同じ高度まで下げてアクセルを半開。 これでもスラストよりは10km/hほど速い。 潜水橋まで来たところで六条大橋上空を飛ぶ二人を発見する! 目に入れば追いつくのは早い。 今度はアクセル全開で追いかけ、第十堰で二人に追いつく。 ここで第十堰で遊んでいる人たちの上を手を振りながら低空飛行のサービスだ! みんなが大喜びで手を振り返してくれる。 ここで日も暮れかけてきたので二人のビデオを撮りながらエリアに戻ることにする。 これだけ飛んでもエンジン不調は再現しない。 これでOKかな!? (^_^;

(今日のフライト)
・06:50〜08:31 飛行時間01:41
・17:21〜18:35 飛行時間01:14
・本日フライト時間 02:55
トータル716回 657時間22分