エンジン不調が直ったぁ!!

電熱ウェアをフルセット装着しTO! さて今日は副長宅襲撃だ! 寝太さんと吉野川沿いに東に向かう。 しかし、六条大橋手前でまたもやエンジンの調子が悪くなる。 レベルフライト付近で失火し、回転がばらついて落ちる!? 直ぐにUターンしてエリアに向かう。 スロットルを開けて回転を8000rpm以上に上げると少し落ち着くが、時々失火が発生し不安定だ。 「回転が不安定なときにタコメーターがどうなっているか見てください」とのアドバイスが寝太さんから入る。 なんと5〜6000rpmのはずなのに突然8000rpmを超えたり3000rpm台に落ちたりとメチャクチャだ。 やはり電気系統に異常があるのか!? 座面温度は通常180度前後なのに120度少々と低すぎる。 ガソリンが点火していないようだ。
あまりにもエンジンの調子が悪いのでLDしようと高度を下げる。 しかし、「あれ?? エンジン回るじゃん!」 着陸直前にエンジン復旧?? 今まで大体この不調は20分ぐらいで復旧する。 ますます原因が分からない。 

高度を上げて調子を見てみよう! ということで今日も上昇だ。 8200rpmで失火もなく座面温度は170度少々と問題ない。 最高回転数は8700rpmまで回ってくれる。 快調に上昇を続けると高度1000mを超えた辺りで霞の中から剣山系が顔を出し始める。 今日の霞はかなり高度が低そうだ。 あと200mも上昇すれば視界がクリアになるだろう。 

高度1100m、思った通り水蒸気との境目の層が目線に広がり始める。 まるで水中から海面に顔を出すような不思議な眺めだ。 高度1200m、眼下では霞が雲海に変貌する。 雲海から剣山系が浮島のような姿を見せる。 空は水色から紺碧に変わりまるで宇宙に飛び出したような錯覚を受ける。 くるっとUターンして東を見ると、太陽が霞を照らし、水平線と見間違えるような広大な眺めを生み出している。 これはすばらしい!! 高度は低くても、こないだの3000mフライト以上の透明感だ。 低空を飛んでいる寝太さんを誘ってみたが「がんばってください〜♪」と断られてしまった・・・ (T_T) 


今日も電熱ウェアのおかげですばらしいものを見ることができた!!

地上に降りてふと思いついた。 エンジン不調ってプラグ変えてからでは?? フライトログを読むとエンジンが始動しなかった12/17に新品のプラグに交換。 その次のフライトからエンジンの調子が悪くなっているではないか!! これは怪しすぎる! ということで早速以前使っていたイリジウムプラグと交換。 TOP80時代から使っている強者プラグだ。(笑) さて、エンジンは直ってくれるか!? 始動性はばっちり。 今まで、始動直後アイドリングが安定しなかったが、この現象がなくなりエンジンが停止しない♪ これはいけるかも!

午後、副長も参戦して3機でフライトだ。 プラグ交換後のテストフライトの意味合いもある。 先にTOした副長は板東に向かっている。 フラリーマンがTOしたときには既に第十堰を超えている。 エンジンは快調いに吹き上がり、MAX9100rpmまで回ってくれる。 上昇中の座面温度は190度前後、レベルフライトで170度。 これはいけそうだ。 鬼門の高瀬の潜水橋も無事に超えて第十堰に到着。 エンジンは絶好調だ。 ここで板東手前でUターンしてきた副長と合流。 大麻山手前の気流が悪かったようだ。 
ここから高度を上げながらエリアに向かう。 しかし1000mを超えても霞の海の上に出ることができず、寒さに負けてこれ以上の上昇を断念。 無精をして電熱ウェアを身につけていなかったのが敗因だ。 もう1000m上がればすばらしい景色が待っていたと思うと残念だ。 しかしエンジンは絶好調♪ これはうれしい!!
(今日のフライト)
・08:15〜09:42 飛行時間01:27
・15:15〜16:21 飛行時間01:06
・本日フライト時間 02:33
トータル768回 713時間05分