Xacti広角化計画!

Xacti! 動画を2GBのメモリーにmpeg4高画質モードで1時間撮影可能な超小型デジタルビデオカメラ。 しかも静止画600万画素という一般的なデジカメと同等性能の写真も撮れる。 液晶モニターは180度回せば自画撮りもOKという可動式で、あらゆる角度の撮影が可能。 高性能手振れ補正付きで超小型軽量。 まさにパラモーターのためにあるようなスペックだ。

Xacti → http://www.sanyo-dsc.com/products/lineup/dmx_cg65/index.html

昨年10月に秋葉原ヨドバシカメラで購入し活躍が期待されたが・・・。 実際は全く使われることなく今まで眠っていた。 使ってみて初めて解ったのだが、Xactiには致命的な問題があった。 それはレンズの広角側の貧弱さだ。 
一般的なデジカメの広角側は35mm換算35mm。 今使っているパナソニックルミックスオリンパスのC5060は28mm。 ところがXactiは手振れ防止機能なしで35mm、手振れ防止機能ONで45mmという画角の狭さだ。 これでは自画撮りは不可能に近く、風景の流れる様子も撮れない。
ということで全くパラの撮影では使われることなく、車に乗せっぱなしのサブカメラ(ビデオ)と成り下がってしまっていた。

ところが、ある日「は!」っと気が付いた。 近眼には凹レンズ。 マクロは近眼。 凹レンズは広角! Xactiのマクロ機能を使えばレンズ前面に凹レンズを取り付けて超広角が実現できるのでは!? 
ということで早速、実験開始。近眼のフラリーマンの眼鏡を2枚重ねてXactiのレンズの前に重ねて「マクロモード」で撮影を行ってみた。 結果、実験は大成功! 樽型の収差が出るので広角と言うよりは魚眼ぽくなるが夢のような超広角な世界が目の前のXacti液晶モニターに広がった!! (^o^)

後は材料だ。 凹レンズはカメラから取るのが一番と言うことでキタムラカメラまで足を伸ばしジャンクカメラを探したが「ジャンクカメラが手に入らなくて最近販売をやめました。」とのこと。 仕方がないのでオークションで「ジャンクカメラ60台」を4000円で落札してそのカメラをばらしてレンズを採取した。