湘南平塚へ

今年初めての出張、午前中に仕事を集中させて午後、湘南平塚に行くことにした。 東京駅から東海道線で1時間少々と意外に近い。 駅からはタクシーでエリアに向かう予定だったが、吉川さんに電話で場所をお尋ねしたら車で駅まで迎えに来てくれるとのこと。 お言葉に甘えてお世話になることにした。
町の中にあるエリアということで非常に便利だが、いろいろと制約も多い。
・河川敷に入るためにはゲートを開けるための専用の鍵が必要
・エリアの広さも私たちのエリアの1/4程度と少々小ぶり。
・上空を自衛隊機が飛んでおり300m以上には上がることができない。
・北側にはすぐに新幹線の鉄橋があり、運転手の目線に入る状態で鉄橋を超えることができない。
・河川敷が狭い上、河川敷のすぐ外は住宅密集地なので騒音を避けるために高度を200m以上に上げる必要がある。

湘南平塚では上記のような制約のため、低騒音が求められている。 そのため4サイクルエンジンの導入が進んでおり、電動ユニットも視野に入れているそうだ。 ほとんど制約やプレッシャーなしでどこまでも飛ぶことのできるの我々のエリアがいかに恵まれているか痛感した。

湘南平塚では、クラブ全員で新人をサポートして教育している。しかもスクールという形を取っていないため完全なボランティアだ。タンデムも無料で飛んでいる。 吉川さんが機材や部品の販売等を行っている目的も商売ではなく「クラブ員の機材が壊れたときにできるだけ早く、安く復旧させるため」だそうだ。 う〜〜ん! 我々が目指している理想のクラブそのものだ。

そんな吉川さんのお人柄に惹かれて平日でも10名以上、土日は40名以上のメンバーがこのエリアに集まる。 本当にすばらしいクラブだと感じた。