アメゴくんとぷかぷか〜〜

7時過ぎにエリアに入りテイクオフの準備を始める。 まず、あめごくんのテイクオフのサポートだ。 風は約2mと最高のコンディションの中、あめごくんは一発でテイクオフする。 初心者とは思えない見事なテイクオフ! なかなかのものだ。 ただ、2〜3気になる点もあった。 
まず、立ち上げ時にキャノピーが少しだけ右に傾いた。 これは走る方向を右に修正して見事にリカバーできているので大きな問題ではない。 問題なのはもうひとつの方、エンジンを回すタイミングだ。 キャノピーが立ち上がりきる前に、感覚でいえば80%ほど立ち上がった時点でエンジンを回し始めていた。
立ち上がりの80%でエンジンを回す事自体は問題ではない。 しかし、これがだんだん慣れてくると80%が70%になり60%になっていく。 エンジンを回すときにはAライザーを離してしまっているので、そのうちキャノピーが立ち上がらなくなってスランプに陥ってしまうのだ。
やはり、初心者はキャノピーを100%上げきってからエンジンを回すようにするべきだろう。 たとえ無風でも、10kgもないキャノピーを浮かせるだけならスキップ程度のスピードで十分だ。

今日のフラリーマンは、先日購入したシンフォニーの初試乗をした。 キャノピーはデザイヤーよりも軽く立ち上がり、足が離れる速度も遅いのでテイクオフは非常にやさしい。 レベルフライトでエンジンは7000回転前後とデザイヤーと同等だが、飛行速度が遅い分燃費が少々悪そうだ。 ブレークコードが重いとの評判だが、最初軽くあるところから急に重くなるようだ。重くなってからブレークの効きが大きくなるが、軽い部分でもそれなりに曲がる。 スピードは燃料満タンで32km前後だが、フルトリムで40kmとデザイヤーと同等だ。 これはなかなか速い。 ピッチは入りにくくかなりブレークを引いて揺さぶってみても、頭上でピタリとキャノピーが止まってくれるため前かぶりにならない。 ロールは簡単に入るが、本当に左右に揺れるだけで下を向いてくれない。 そのため、ロールを入れてスパイラルに入ろうとすると正面から突然真下にキャノピーが向いてしまいびっくりする!?  これは恐い!!  シンフォニーの場合、スパイラルはターンからゆっくり入るのが良いようだ。 キャノピーの安定性は高い。 風が少々乱れてもデザイヤーのように翼端がパサパサと乱れることはない。 アスペクト比が小さいので潰れにくいようだ。
総合してみると少し燃費が悪そうだが非常に乗りやすい良い機体だ。 値段も安くコストパフォーマンスは抜群だ。 フラリーマンのようにキャノピーを消耗品のように乗りつぶす人間にはもってこいの機体だろう。
この日、ポンポコ近さんと一緒に飛んでみたが、フルトリム同士で速度はほぼ同じだった。 しかし、同じ高さで一緒にエンジンをアイドリングにしたところ、シンフォニーはデザイヤーよりも高度がどんどん下がっていく。 かなりデザイヤーよりも浮きが悪いようだ。
(今日のフライト)
・08:30〜09:19 飛行時間00:49
トータル305回 275時間01分