フラリーマン撃沈!?(祝! 300時間フライト!!)

昨日、車の納品がありカーナビなどの電装品オプションの取り付けを遅くまで行っていたので、今日の集合は7時とちょっと遅めになった。 今朝はなんと完全無風! エリアのどこからでもテイクオフ可能だ。 そんな状況下でシェフは燃料満タン、サポート無しで一発テイクオフ! なかなか浮き上がらず、葦を足で蹴り飛ばしながらギリギリで上昇する。 それにしてもシェフの体力には脱帽だ。
無風は初めてのアメゴ君は例によって頭で考えすぎ。 普通に普通にと考えすぎで力を抜きすぎ、キャノピーが1mも上がらず失敗。 その後、微風が吹き始めたので何とか飛び上がる。 フラリーマンも直ぐに準備をしてテイクオフ。 アメゴ君にターンの練習をさせるべく、低空を右や左にターンしながらフライトを行う。 アメゴ君にフラリーマンについて来い、と無線で指示するが、「え〜〜、聞こえません」との返答。 今度はエンジンをスローにして再度指示をしたところでエンジンストップ!! 高度が低かったのであわててリコイルを探すが見つからない。 下は砂地で着陸には問題ないので直ぐに着陸態勢に入るが、足にアクセルが絡んでいる!? あわててブレークから手を離して絡んだアクセルラインを外したところで高度2m!! すぐにブレークを持ち直して無事着陸となった。
エンジンが止まってから着陸まで12〜3秒と本当に時間がなかったので少々焦ってしまった。 これが中州や川の上、海の上などだったと思うと恐ろしい。 やはりライフジャケットは必須だ。 トラブルはどのような状況で起こるかわからないものだと痛感した。
不時着地点から100〜150mほどエンジンとキャノピーを担いで歩き、テイクオフできそうな場所まで移動する。 もう汗だくだ。 エンジンは問題なく始動する。 先週交換したプラグが悪かったのかもしれない。 新しいプラグと交換する必要がありそうだ。 川原から無事テイクオフ後、アメゴ君の指導を再開する。 左ターンは着いてくるが右ターンがまったく着いて来れないようだ。 後から聞くと、右のブレークコードが重くて恐くなって引張れないそうだ。 反転トルクのせいで右ターンの方が少し重いのは解るが、恐いほど重いはずがない。 よほどの小心者か機材に何らかの問題があるのかもしれない。
夕方、再び風が収まってきたのでフライトを実行。 燃料もまだまだたっぷりあるので石井にある行きつけのラーメン屋さんまで飛ぶことにする。 屋根を葺き替えてきれいになったので撮影して欲しいとの依頼があったからだ。 撮影終了後、遺跡に向かおうと思ったが、眉山に当たった風が回って機体が大きく揺れ始める。 あわててUターンしてエリアに戻ることにした。
(今日のフライト)
・08:06〜08:16 飛行時間00:10
・08:28〜08:59 飛行時間00:31
・16:44〜17:35 飛行時間00:51
トータル336回 300時間56分


アメゴ君がフラリーマンの撃沈後の状況を撮影してくれました。 これがアメゴ君の始めての空撮です。