副長さんの初飛び

最近朝の遅いシェフも副長さんの初飛びと言う事で7時過ぎにエリアに出勤♪ カントク、アメゴくん、シェフ、フラリーマンの4人でサポートする。
最初、フラリーマンがエンジンチェックとハーネスの調整を行う。 エンジンガードのマジックテープ1本取り付け忘れがあり、ハーネスは緩すぎだったので調度よい長さに調整した。 この後、フラリーマンが実際にエンジンを担いで微調整を行ったが、異常に軽い!? これなら普通にずっと担いでいたも屁のかっぱ! やはり救命胴衣、レスキュー、カメラ・ビデオ一式、燃料満タンとなるとTop80でもそれなりに重いようだ。 一度重さを量ってみよう。
副長さん、最初のトライは、キャノピーの前かぶりで失敗。 体力があるので立ち上げは力強いのだが、立ち上がった瞬間立ち止まってしまう。 同様のミスで続けて3回失敗。 大分、エンジンを担いでの立ち上げに慣れてきたのだ4回目はエンジンを始動してテイクオフに挑戦するが、やはり走り始めが遅く失敗する。 エンジンストップの指示に従い、無事転倒する事はなかった。
5度目は見事にテイクオフ! しかし、フルスロットル維持の指示を出すが、アクセルを緩めたり握ったりとフラフラしている。 なんとかフルスロットルを維持してくれて上昇を始めてほっと一息だ。 しかし、5回も連続でトライとは副長さんの体力はすごい! 
しばらくたって副長さんから無線連絡が入る。 エンジン全開では無線が聞き取れないとのことだ。 まぁ、着陸の際はエンジンの回転を落とすので問題はないだろう。 
上がったり下がったり、左右にフラフラと不安定な飛び方ではあるが、なんとハーネスに座っている。 初飛びにあるまじき行為だ。 20分ほどのフライトのあと着陸。 これもケツ沈ではなく、自力で立ちってしまった。 最近の新人さんはカントクといい、寝太郎くんといい、すごい。 おとうさんも年齢から言えば驚異的だ。
副長さんの着陸直後の笑顔が最高だ。 この笑顔を見ると本当にモーパラをやってよかったと思える。