夕方にひとっ飛び!

午前はエリアの水溜の状況と曇り空でフライト中止。 夕方5時過ぎに飛ぶことにする。 まずはナマコさん。 キャノピーが綺麗に立ち上がるも、頭の上でテンションが抜けてしまい潰れて失敗。 次はネタ郎くんがほんの少し左に傾くも楽々テイクオフ。 大魔王もいつものようにがバッと立ち上げてピュ〜〜っとテイクオフ。 さすがじゃ! フラリーマンは、少し左に傾いたが結構うまく飛ぶことができた。 スランプ脱出か? 副長も見事に一発テイクオフ。
特に目的もなくエリア周辺を四機でフラフラ飛び回る。 その間、ナマコさんが再びTO失敗。 大魔王が無線で大笑いしている。 (^_^; フラリーマンは、みんなのそんな様子をビデオやカメラで撮影。 それから今日は右手にブレークとカメラを持って撮影する方法に挑戦する。 この方法は師匠のKagome200mLさんの直伝だ。 この方法では、モニターが見にくいため安定して前を飛んできるパラグライダーをフレームに入れるのが難しい。 しかし操縦は自由自在なのでスパイラルの様子も撮影できる。 今日は高度300mからスパイラル中の撮影に挑戦だ。 さてどんなふうに写っているか楽しみ楽しみ♪
スパイラルを終えてエリアを見るとナマコさんの三度目のチャレンジだ。 そのままビデオカメラを回してその様子を撮影する。 すると、大きくロールが入った状態で足が離れ、揺り戻しで水溜に突っ込み水飛沫を上げている。 そのままもう一度足が離れるが、再度揺り戻しでエンジン全開のまま地面に突っ込む。 転倒した付近には何かいろいろな部品が吹っ飛んで散乱している。 K腹さんが無線で「本人元気だが、ヘリックスのカーボンプロペラがバラバラ。 ガードもボロボロ。 エアインテークと燃料タンクが吹っ飛んでしまった。」と連絡がある。 「今まで見た中で一番壊れとる!」とのこと。 まぁ、怪我がなくてよかった。
ネタ郎くんが「シェフが来ませんね〜!」と連絡があったので「まだ直らないんやなぁ。 よし、シェフを冷やかしに行こう!」と四機でシェフの工房に向かう。 空から見るとシェフは、仕事をほったらかしで、自分の壊れたユニットを修理している。 フラリーマンがそのシェフの様子を写真撮影して、そのまま副長宅方面に向かうことにする。 大魔王はナマコさんの撃沈の結果を見たいとのことでエリアに戻る。

風は東北東でパラの速度は20〜25km。 ゆっくりのようでも最短距離で飛ぶため思いのほか到着が早い。 副長はこの時間からでは少々無謀かとも思ったそうだが問題はないだろう。 急に副長が編隊から左に離れていく。 燃料を確認するためにブレークから手を話したところ左に進路を取られたようだ。 反転トルクの影響のようだ。 ハーネスの調整を行う必要がある。 アスタムランド付近で副長のGPSの電池が切れる。 交換用の電池を持っているが上空での電池交換が大変なので交換は行わないそうだ。 まぁ、連れが二機もいるので問題ないだろう。 それより問題は気温の方だ。 高度700mで20℃前後と風もあるので長袖Tシャツで飛んでいるフラリーマンにはキツイ!! いくら地上が暑いといっても防寒は大切だ。(^_^;
そんなこんなであっと言う間に副長宅前まで到着する。 時間的には楽勝だったが、山に近づくと結構揺れる。 スパイラルで高度を400mから100mまで下げて風の様子を見るがやはり揺れはあまり収まらない。 一応写真撮影を行なってからエリアに戻ることにする。 フラリーマンは高度を下げたまま、旧吉野川水上スキーを見に行く。 シェフと大麻王が昔滑っていたところで、何度か上空から挨拶したことがある。 フラリーマンが近づくと水上スキーのメンバーが全員で手を振ってくれる♪ フラリーマンも手を振り返す。 一緒に来ている子供たちも大喜びだ。 しかし、考えてみるとシェフといい大魔王といい、本当に元気によく遊ぶおっさんだ。 (^_^;
上空で待ってくれている副長に帰ります!と連絡して今度こそエリアに向かう。 先に帰ったネタ郎くんを副長と二人で追いかける。 下げた高度を上げる際に速度が落ちたため、大きく副長にも差を付けられる。 しかし、今日のエンジンの調子はおかしい?? フルスロットルで普通、9400rpmは回るのに8800rpmまでしか回転が上がらない。 帰ったらプラグの確認を行おう。  
高度500m付近まで到達したところでアクセル全開で副長を追いかける。 アクセルだけで10km少々速度アップして時速は50km少々だ。 六条大橋でやっと副長を捉えたのでここで副長のビデオ撮影だ。 夕暮れにキャノピーが映えて美しい。 ネタ郎くんは既に高瀬の潜水橋まで帰っている。 ここから副長は高度を下げて低空飛行に入る。 高度100mを切ると非常に温かいので薄着のフラリーマンには嬉しい♪
夕凪で安定した大気の中、エリア到着後もエリア周辺を低空飛行で楽しむことにする。 副長が最初にランディングに入るが、綺麗にフレアーを効かせてふわぁっと浮いてから着地。 うまい! 鳴門式のバタバタ羽ばたくのは卒業したようだ。 それでも結構ランディングが速かったと無線で連絡があった。 フラリーマンも負けずに綺麗にフレアーを効かせて難なく着陸。 ネタ郎くんは綺麗にフレアーが効いたようだったが対地速度が速く、スケーティングの後に走りきって無事着地だ。 このバランス感覚はジェットスキーの賜物か?? すばらしい!
(今日のフライト)
・17:02〜18:41 飛行時間01:39
・本日フライト時間 01:39
トータル548回 466時間03分