大川原牧場の風力発電

5時半にエリア到着。 エリアの露払いを行なってキャノピーを広げたところで副長がやって来る。 副長は今日は行ったことのない大川原牧場の風力発電機まで行きたいと言っている。 燃料を9L入れて副長は軽々テイクオフ! さすがじゃぁ〜〜!!
フラリーマンは燃料11L満タンでキャノピーにデジカメを貼りつけてテイクオフ。 しかしキャノピーが上がってこない?? なんでやねん、と思いながらキャノピーを直して再度アタックするも同じくキャノピーが上がってこない・・・(T_T) 今度はエンジンを下ろしてキャノピーを広げ直し三度目のアタック! やっぱり上がってこない??? およそ1/3〜1/2ぐらいまで上がったあと落ちてしまうのだ。
カメラが悪いのかな?と思い今度はカメラを外して四度目のアタックを行うがやっぱり上がってきてくれない??? 風もいい感じで吹いているのに原因が分からない。 五度目に立ち上げの際に力をいつも以上に加えて何とか八分までキャノピーを上げることの成功しそのままエンジンを回してなんとかテイクオフ。 しかし、藪ギリギリだった。 さすがに五回もアタックすると汗だくでヘロヘロになってしまう。 持って飛んだビールを飲んで一息つく。 (x_x)☆\(ーー; ビシ!!
上空で30分以上待たされていたかわいそうな副長を連れて高度を上げながら大川原牧場に向かう。まず手前の山を高度600m程で超えて鮎喰川に出る。 そのまま上昇を続けて森林公園を超えて園瀬川。 ここでまだ高度が800mと低いため数回ターンしながら高度を稼ぐことにする。 とにかく副長は速いが上昇しない。 高度800m以上では南東の風のため時速20kmと速度がでない。 丁度高度を稼ぐには良い速度っだ。 高度1200mでやっと大川原牧場の風力発電機の到着する。 さすがに山に近づくとこの高度では揺れ始める。 更に上昇を続けながらこの素晴らしい風景を楽しむことにする。 今までここには大魔王、カントク、モンモンさんと何度かやって来たが、何度来てもこの眺めは素晴らしい! 霞を抜けて上空は紺碧となり、地上は霞に沈んで水色に染まっている。 逆光では鳴門から蒲生田岬まで金色に輝くその美しい海岸線が眩しい。 順光では四国山脈の東の主である剣山から三嶺が鮮やかに見ることができ、独峰矢筈山も勇ましい。 また四国山脈讃岐山脈を真っ二つに割って流れる吉野川の流れも目に飛び込んでくる。

副長も大感激で興奮して無線で話しかけてくる。 「こんな角度からこんな景色を見ることができるとは信じられない!」  まさにその通りだ。 この感動があるからモーターパラはやめられない。 気がつけば高度は1600mを超えて体が芯から冷えてくる。 十分にこの風景を堪能したので次はここから直線でドイツ館を目指そうと副長に無線連絡。 しかし、フラリーマンのテイクオフで30分以上待たされたお陰で燃料が2Lしかないとのこと。 副長! ごめんなさい!! フラリーマンの燃料はまだ7Lもあるが、自分のせいで副長の燃料が減ってしまったのでエリアの戻ることにする。
帰りはエンジンほぼアイドリングで高度を下げながらのフライトだ。 追い風に乗って速度も60km/h近く出て快調にエリアに向かう。 全くエンジンを使わずに気がつけばエリア上空に到着。 高度はまだ500mもあり高度処理が必要だ。 副長にはエリア周辺を燃料切れまで飛ぼうか? などとほざいていたが、いざ高度を下げると気温が高いため、すぐにビールが飲みたくなる。 (^_^;  クルクルと高度を下げてスイっと着陸。 テイクオフと違ってランディングは楽勝!! 
副長はまだまだ高度が高くエリア周辺を回りながら高度を下げている。 その間、ビデオを用意して副長のランディングを激写!! うわぁ〜〜!と大きな声を出しながら左にサイドスリップしながらのランディングだ。 しかし面白くないことにその強靭な足腰でユニットと体の全重量を支えて転んでくれない!! 大魔王なら一発で転倒だというのに! (x_x)☆\(ーー; ビシ!!


(今日のフライト)
・07:08〜08:27 飛行時間01:19
・本日フライト時間 01:19
トータル554回 471時間08分