委員長、改め「とべ太」くん!

朝からフロントの立ち上げ練習を行なっていた委員長。 前回とは違いキャノピーの立ち上げもバッチリ! その後、50〜100mも真っ直ぐ走れるようになっている。 ここまで来ればあとは飛び乗りを注意すればいける! ここで副長、ネタ郎くん、フラリーマンが立ち上がった!! (プロジェクトXのBGM〜〜〜:かぜのなかぁ〜〜のス〜バル〜〜)
ロープを使い3人で委員長を引っ張ってテイクオフのシミュレーションを行うことにした。 しかし風が弱く本当に浮くのか?? 立ち上げは完璧! 勇者3人は全力疾走するも委員長を浮かせるまでには至らず・・・ (T_T) それでも委員長は「わぁ〜〜身体が浮いた浮いた! 雲の上を走っているようだった!」と少しテイクオフの瞬間の感覚を身につけたようだ。 更に二度ほど3人で思いっきり全力疾走を行ったが、ほんの数mだが足が浮いてれたようだ。 これで飛び乗りがなくなってくれればと祈るばかりだ。(体力不足のフラリーマンは全力疾走でヘロヘロ〜〜)
午後、風が安定したところを狙って本番突入! 最初、練習通りきれいに立ち上がってこれでいける!と思った瞬間、委員長が立ち止まってしまう?? 肩のライザーを結ぶ吊りベルトが緩んだのが気になったそうだ。 残念! 二度めのチャレンジはキャノピーが傾いて失敗。 三度目は立ち上げの勢いがつきすぎて前被りで失敗。 ここで休憩に入る。
次は、大魔王が前回の前被りの様子を見て立ち止まってしまったと勘違いし、委員長を引っ張ると言い始める。 前被りの原因は風があるのに力任せに立ち上げるため、キャノピーの立ち上がり速度が異常に速くなるのが原因で、立ち止まるのが原因ではない。 速過ぎるキャノピーに足がついてこないのだ。 そうは言ってもいう事を聞かない大魔王・・・ (^_^; 結果は予想通り立ち上がりが速くなりすぎて失敗。 二度目はキャノピーが傾いて失敗する。 委員長は体力がないようで、たったの3Lの燃料というのに、ユニットを担いで立っているだけでヘロヘロになっている。フラリーマンは燃料満タンで走りまわるというのに・・・。 残念ながらここで再び休憩だ。

帰宅時間も迫った夕方、委員長が三度立ち上がる!! 最初はキャノピーが傾いて失敗。 大分体力がなくなってきて力が抜けているようで前被りはなくなった。 いい傾向だ。 次の立ち上げは僅かに左に傾くも比較的綺麗に上がっている。 少し自力で走リながら傾きを修正成功!! 藪の方向に向いているがこれが最後のチャンスかも知れない! フラリーマンがエンジン全開を指示すると、目の前の藪にもためらわずに委員長はエンジンを全開! 祈るように見守るクラブ員の視線も熱く、委員長は全力疾走のあと何とか藪の頭を飛び越えてテイクオフ成功だ!!やったぁ〜〜!! クラブ員全員大喜びだ!!
最初、金玉吊りだった委員長もシェフの指示で無事イスに座ることに成功。 高度100m〜400mをゆっくりターンしながらエリア上空の空中散歩を楽しんでいる。 20分もすると無線も使えるようになり、子供のように感激の言葉を連発する。「感激です! 感激です! 最高で〜〜す!!」「まるでヘリのパイロットになったようです!」 燃料は3L。 40分ほど飛んだところで委員長の方から着陸したいと連絡が入る。 風に合わせて南西からエリアに侵入し無事膝カックンの尻餅で着陸成功!! 飛ぶ前の覇気のない表情ではなく、目をキラキラさせ少年のような表情に変わった委員長を見て、クラブ員全員でバンザイを連呼したのであった! 委員長!! いやいや、とべ太くん、本当におめでとうございます!!