日没と競争だ!!

夕方4時前にテイクオフ! 今回のフライトは自宅の田んぼから飛んできた副長の見送りだ。 主任のテイクオフを待つが、失敗を繰り返してなかなか上がってこない。 これ以上待っていると、日が暮れてしまう。 副長に「さて、帰りましょうか!」と声をかけてドイツ館方面に向かう。 高度は400mだが揺れる。 次第に高度を上げながら旧吉野川の水門から北寄りに進路を変える。 高度は600mを越えるが揺れは収まらないどころか更に大きくなったようだ。 前を飛ぶ副長がグン!と持ち上げられたり、フラリーマンが下げられたりで、高度差を保つのが難しい。 「えらい揺れますなぁ!」と声をかけるも返事がない。 副長の無線の調子が悪いのか? 田んぼに近づいてきたところで高度を下げようとするが、揺れも大きくほとんど沈下してくれない。 しびれを切らした副長はビッグイヤーで降下を始める。 やるなぁ!! フラリーマンはチャチャッとスパイラルで高度処理をしてから副長の撮影を行う。 おお〜〜!! ちゃんと田んぼに吹き流しがあるではないか!! 高度2〜30mの超低空で副長のランディングを撮影後にエリアに向うが既に日は沈んでいる。(T_T)

(右の写真、第十堰手前でこの暗さ!! 大丈夫か!フラリーマン!!)
揺れるのが怖いので高度をあまり上げずにまずは北風に乗って南に下り、河原を目指すことにする。 直ぐ下に、ゆめタウンが見える。 こんなに近くでパラから見るのは初めてで新鮮だ。ここから名田橋方面に方向を変えるが、急いでいるというのに北風に流されないように偏流飛行を強いられ、速度が出ない。 また気流も悪く揺れは収まらないためアクセルを踏むことができない。吉野川に出てからは、第十堰の高圧線を越えるために現在高度200mから更に高度を上げる。 あれ? なんか高圧線に近いぞ?? ふと高度を見ると逆に150mに下がっているではないか!? エンジンの回転数は8000rpm近いというのになぜだ!?  エンジンを8500rpmまで回してやっと上昇し始めて高圧線を越えてホッとする。 しかし、下を走る車は既にライトをつけている。 あとは日没との競争だ。 ここで、海からの北風が止まり気流も安定してきたので、追い風+アクセル&トリム全開の60km/hでカッ飛ぶ!! 横を走る車と競争できそうな速度で快調に距離を稼ぐ。 西条大橋を越えたところで、なんとか着陸はできそうだとわかりちょっとホッとする。 風も安定しており難なくランディング♪ こんな遅くまでフラリーマンお帰りを待ってくれていたシェフに感謝!! しかぁ〜〜〜し!! 新人の主任は既に帰ってしまっている。 なんという奴だぁ〜〜〜!?!?!
(今日のフライト)
・07:52〜10:54 飛行時間03:02
・15:54〜17:01 飛行時間01:07
・本日フライト時間 04:09
トータル637回 562時間32分