しまなみ海道、生口島フライト!

今日は今治のiSKYさんのイベントに参加するために生口島に向かう。
ランディングが海沿いたため、昼前に到着を目指して7時半に出発する。 距離は210kmほどだが、一人で車を飛ばすとなかなか遠い。


約3時間車で走ってエリアに10時40分に到着すると、全国から20名を超える方が集まっていた。皆さんに挨拶をする。 エリアの天気は曇り。 風はいいが青空が見えないので飛ぶ意欲が湧いてこない。 ということで早速ビールを一本! (x_x)☆\(ーー; ビシ!! お昼を食べて落ち着いたところで晴れ間が見え始める。 よし飛ぶか!! まずはチェックリストに従い各パーツのチェックを行う。 水曜日にエンジンの始動テストを行っているので始動に問題なし。 しかし、エンジンカバーが共振して微妙にカタカタ鳴っているような音がする。 水曜日にリコイル周りをばらして確認したが問題はなかったが、後日分解整備が必要だろう。
久しぶりのクロスで立ち上げてテイクオフ。数歩歩いて舞い上がる。 最初は海岸沿いに飛びながら高度を上げる。 高度400mまで上昇すると海の上を飛んでも恐怖感がなくなってくれる。 ここまで上昇したところでレスキューのチェックを行い、アクセスラインを取り付ける。 さて手袋を履こうか! と思ったらカメラバックに入れるのを忘れているではないか!! 上空の気温は10度前後をまだまだ寒い。 アホなフラリーマンだ。

しかたがないので、素手のまま進路を西に向けて多々羅大橋に向かうことにする。 この多々羅大橋斜張橋という形の橋で非常に美しい。 橋塔のてっぺんに近づいて魚眼レンズで写真とビデオ撮影♪ 最近手に入れたオリンパス魚眼レンズをNEXに取り付けての初撮影だ。

多々羅大橋くるりと一周してから今日の宿泊&宴会会場の岩城島に向かう。 海峡を越えるため高度を更に上げる。 海上のフライトは超安定しており気持ちがいい。 青空の面積も増えてきて、海が空の青に染まっていく。 海上フライトを堪能しているうちに岩城島が近づいてくる。 次第に岩城島の山頂付近の桜並木が見え始めてきたが、残念ながら桜は昨日の雨でだいぶ散ってしまったようだ。 雲底をかすめるように飛びながら山頂を通りすぎる。 そのまま東に飛んでフェリー乗り場まで来たところで、揺れが始まる。 日が差してきたので島の地面のサーマルかもしれない。 高度を下げながらフェリー桟橋を繋ぐように生口島に向かう。 そろそろ手が冷たくなってきて限界だ。 エリアの北側に広がる平地に入り高度を下げながら無事ランディング♪

それにしても各地方ごとにテイクオフ、ランディングに作法があるようで面白い。 吉野川式のテイクオフはとにかく立ち上げ直後は自力で走る! 安定するまで走る! 立ち上げの時に入るピッチが落ち着いてからパワーオンだ。 他のクラブの方は立ち上げ時にキャノピーが頭上に来たところでブレークで前に走るのを抑える。 同時にエンジンのパワーを入れてるとすぐに浮いてくれる。 タイミングが難しいが最短距離で飛べる。 まさに大魔王方式だが、実際大魔王は適当な風があると三歩で舞い上がる。 iSKYのスケさんもこれだ。
吉野川式のランディングは、途中でエンジンカットしてフレアーを効かせて着地する。 エンジンをカットしているので転んでも怪我か少ない。 しかし、他のクラブの方々は殆どパワードランディングのようだ。 ブレークで速度を落とし、エンジンを回して着地速度を落としている。 どちらが良いという訳ではない。 そのエリアに適した飛び方があるということだろう。
(今日のフライト)
・12:45〜13:52 飛行時間01:07
・本日フライト時間 01:07
トータル699回 633時間07分