キャブレターの分解掃除

5)写真5のようにプロペラ側のネジを4つ外し、燃料のダイヤフラムポンプを開く。 ここでキャブクリーンで洗浄する。
6)燃料のダイヤフラムポンプを閉じる。
7)写真6のようにハーネス側のネジを4つ外し写真7のように燃料制御部を開く。 このとき写真7にある黒色のガスケットを破らないようにゆっくりと剥がす。
8)今回の不具合は写真8の矢印部分のメッシュにゴミが詰まったのが原因。 キャブクリーンでメッシュを綺麗に洗浄する。

組立は分解の逆を行えばOKだ。 注意点は、ゴミとネジの締め具合だ。 まずゴミだが、キャブレターは非常に小さな穴をたくさん持っており、糸くず1本詰まっただけで正常には機能しない。 絶対にタオルやティッシュで内部の汚れの拭き取りを行わないこと。
次にネジの締め具合だが、写真2のナットを締めすぎると写真1の赤矢印の部分が割れてしまう。 この部分はエンジニアリングプラスチック製なので締めすぎると壊れてしまうのだ。