愛媛の宇和島でフライト

今回始めてお盆の帰省を利用して家内の実家の愛媛県宇和島市でフライトを行った。 家内の実家の吉田町はみかんの段々畑で有名な場所だが、非常に平地が少なく学校のグランドでさえテイクオフが難しいぐらいの広さしかない。 もちろん川原もなければ適当な工業用地の空き地もない。

Yahoo!の航空写真で前もって確認はしてあった吉田高校の第2グランドは、柵が高いうえに鍵もかかっていた。 東蓮寺ダムの横に少し広場あるということでそこに向かう。 到着するとその場所は写真1のように幅は狭いが長さはそこそこある。 風もちょうど向かい風が軽く吹き上がってきており、走ってみることにする。 だめならテイクオフを中止すれば良いだけのことだ。

風を見るために、4.5mの釣竿の先にビニールの平ビモを2mほど結びつけてガードレールに括りつける。 イントラに教わった方法だがなかなかいい。 一番奥にキャノピーを広げエンジンを背負い立ち上げを行う。 しかし、アスファルトの地面は以外に滑りやすく右足が滑って軽くひざを着いてしまった。 軽く膝を着いただけでもアスファルトは硬い! ジャージは破れ膝小僧を擦り剥いてしまった。

2度目の立ち上げはうまくいき、そのままエンジンを回しながら走ると広場の半ばで足が浮いて無事テイクオフだ。 ダム湖の上を旋回しながら高度400mほどまで上昇しまずは海を見るために筋村まで向かう。 高度を上げるとリアス式海岸が目に入ってくる。 鳴門もきれいだがまた違う美しさがある。 とにかく山が急に海に突っ込んで行く感じで海岸線の曲線が徳島とはまったく違う。

小高い山は全てみかん畑となっており、これもまた風情がある。 ただ、平地が少なく緊急着陸する場所を探すのが難しい。

(今日のフライト)
・06:29〜07:27 飛行時間00:58

トータル274回 253時間16分