ロシア君入院!

本当に残念な出来事が発生した。 徳島で初めてパラモーターの骨折事故が発生した。
今日は祭日だが、私用があってエリアには行かなかった。 朝9時頃にツイストさんから電話が入る。 ロシア君が四国三郎橋手前の高圧線近くで地面に接触し骨折したとのことだ。 慌てて現場に向かうことにする。 まだ救急車が来たばかりで、私が救急車に乗って病院に付き添うことにした。
水上スキーをしている様子を写真に撮ろうとして水面上空を低空飛行していたそうだ。 高圧線は撮影前に確認していたが、気が付くと高圧線が目の前に迫っていて慌ててしまったとか。 真下から見ると高圧線が非常に低く感じたため、エンジンを吹かすのをためらいながら左ターンを行ったところ高度が下がり慌ててエンジンを吹かしたが、上昇しきれずに川の縁にあるコンクリートのブロックを組んで作った「ノリ」に接触し足を折ってしまったようだ。
原因は幾つかある。
1.高圧線近くで飛行していた
2.川岸のない川の上で低空飛行していた
3.写真撮影に夢中になってしまった
4.レベルフライトの技量が十分ではなかった
この4つの原因のうち一つでも欠けていたらこの事故はなかったと思うと残念でならない。 やはり事故とはこんなものなのだろう。 これを教訓にフライトのリスクについて考えていかなければならないだろう。
ロシア君の骨折は大腿部骨折という大きなものだが、単純な骨折なのでリハビリをしっかり行えば年明けにはフライトもOKらしいと言うことだった。 本当に不幸中の幸いだった。