あめごくんのユニットとキャノピー

あめごくんのエンジンチェックのためエリアに9時に出勤する。 3年間以上、納屋で眠っていたエンジンとキャノピーだ。 実際エンジンが始動するかどうかさえわからない。 まず、クラッチの形状を確認。 シューのない古いタイプだったのでベルが磨り減る前にシュー付に交換したほうがいいだろう。 次は燃料系だ。 燃料を入れてプライマリーポンプを握るがまったく燃料が上がってこない。 そこでキャブ側の燃料パイプを外して燃料を上まで送りパイプを接続する。 そのまま数回リコイルを引っ張ると「ぶるるる〜〜!」と一瞬エンジンが目覚めた音がする。 やったぁ! これは大丈夫そうだ。 チョークを開いて2〜3回リコイルを引っ張ると無事エンジンが始動した。 回転もスムーズだ。
前の持ち主が大雑把に修理したプロペラをサンドペーパーで整形しクリアーラッカーを塗り、マフラーのさびを取って耐熱スプレーで塗装するとお化粧も完成だ!
朝強かった風も安定し、テストフライトを行うことにする。 キャノピーの立ち上がりは非常に素直だ。 そのままエンジンを全開にするとあっという間にテイクオフしてしまった。 エンジンの調子は絶好調! キャノピーの浮きもいい。 ブレークが重いといううわさだが、まぁこんなものだろう。 重いというよりも反応が鈍いという感じだ。 直進安定性がいいようだ。
腰釣りのユニットは「揺れる」といううわさだったが、そうでもない。 全体が揺れるのではなく腰から下が揺れる感じなので不安はない。 軽くアクセルターンなどをこなしてからランディングに向かう。 エンジンを切ったときの伸びも悪くない。 フレアーもよく効いてランディングしやすい機体だ。
(今日のフライト)
・11:10〜11:30 飛行時間00:20
トータル284回 261時間38分
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