伝染性エンジントラブル

先週土曜日にアメゴ君のエンジンが不調に至ってからクラブ内でエンジントラブルが続発している。 K腹さんはエンジンが高回転で回りすぎた後熱だれが発生。ポンポコ近さんはクラッチスプリングの切れとエンジンが7000回転しか回らないトラブル発生。 スランプさんはエンジンが焼きついて不時着。 フラリーマンクラッチのボルトが折れてしまった。 しかし、この菌はシェフのエンジンにはビフィズス菌のように善玉のようで、今日一日エンジン快調でシェフは飛びまくっていた。(^_^;
アメゴ君のエンジンは結局は燃料供給系の詰まりと点火系が弱かったところにあった。 燃料タンクに泥のような細かいゴミが混入していたので、まずはタンク洗浄を行い、燃料供給系にあったプライマリーポンプを取り除き、燃料パイプを全て透明なものに交換した。 また再びキャブレターを分解掃除して燃料供給系はメンテ完了。 点火系は火花が弱いのでイリジウムプラグに交換し電極間隔を0.45mmに設定した。
電極間隔は0.7mmで始動せず。0.6mmでは始動するが6000回転前後でミスファイヤーが発生。0.5mmでは8500回転でミスファイヤーが発生。0.45mmでフルスロットルまで快調に回るようになった。「火花が弱い。電極間隔を狭めないとだめだ。」とのシェフの指摘どおりだ。 また燃料系に関しても「チョークを閉めてこれだけリコイルを引っ張ったのにプラグの濡れ具合が足りない。燃料系が詰まっている。」との指示通りだった。 やはりプロは違うなぁ。

最後の写真はビフィズス菌で快調なエンジンで飛ぶシェフです。(^_^;