四国カルストと降臨??

ここからは四国カルストに向かう。 もみじラインを抜けて国道494号線を走り県道212号線から国道33号線に入り南に下る。 軽快に走っていると目の前に大きなループ橋が飛び込んでくる。 谷間に掛けられたループ橋はそれは見事な建築物だ。 このループ橋を渡って国道440号線に入りさらに山間の道を進んで行く。 これでも国道か?という狭いタイトな道を四国カルストに向けて登っていき、四国カルスト入口についたところで一休みだ。
カントクと仰向けにひっくりかえって空を見上げながら休憩だ。 連続走行でお尻と腰が痛い。 やっぱり年かなぁ、なんて話をしていたら、女性ライダーが駆るXRモタードを筆頭にして男性が乗る2台の改造スパーカブが通り過ぎる。 荷物は全てスーパーカブが背負って走っている。 カントク曰く、「女王様とその僕(しもべ)ライダーだ!」 これには爆笑!! まさにその通り。(^_^; そんな馬鹿な話をしながら、何の気なしに後輪のタイヤを見ていたらズバ!!っと釘が刺さっているではないか!! コーナーで少し後輪が流れるなぁ、と思ったらパンクだった。(T_T) ただ、チューブレスのおかげで空気は6分目以上入っている。 瞬間パンク修理材を持っているが、これを使うと後が大変なので、そのままスタンドまで走ることにする。
四国カルストに入ったところのレストランでカントクが「うんこが降臨してきた!」と言いながら、トイレに駆け込む。 なんと水洗洋式ウォシュレット付きのトイレだ。 カントクが快腸にうんこを降臨させている間、バイクの横でこれからの道筋を確認していたところ、女王様とその僕ライダーが売店から出てきた。 歩いていても女王様が先頭♪ 思わず笑ってしまったフラリーマンだった。 その少し後でモンキー3人組がやってくる。 これも女性ひとりと男性ふたりなので、僕ライダーかと思ったら残念! 女王様ではなくXXXであった。 外観も中身もあれでは少々悲しい・・・。(^_^; とか何とか一人で妄想をしていると、カントクが降臨から帰ってきたので、寒風山を出発した際にインバーターにセットしたiPhoneを取りだしたところ、全く充電が進んでいなかった。 (T_T) やはり出発を繰り上げて、やっつけ仕事でバッテリーを乗せたので何か接続間違いがあったのだろう。 カントク、ごめんね!(帰宅後チェックを行ったところ、原因は回路ミスではなくインバーターの故障だった。 980円の安物はダメだった・・・。)
 
それにしても四国カルストの牧歌的な風景は、ここが日本ではないような気持ちにさせてくれる。 遥か北に今日走った石鎚山系が見える。 あんな遠くからここまで走ったのかと思うとバイクの偉大さに感激!