早朝フライト

土曜日は晴れたが風が強すぎでフライトを断念し家でごろごろ♪
今日は4時前に起きて4時半にエリアに入る。 既にモンモンさんとカントクが機材を車から降ろして準備万端だ。
今日はカントクにHP、アメゴくんにデザイヤーを使ってもらうことになっている。 カントクとモンモンさんがキャノピーを広げた頃にアメゴくん登場。 早速、アメゴくんは御降臨に赴く。(^_^;
カントクは真っすぐなきれいな立ち上げだ。 しかしなぜか残り10%が上がりきらない。 二度目のテイクオフはAライザーを最後まで持ったまま走ったが、やはり上がりきらずに失敗。 HPはスラストよりも上がりにくいようだ。 ここでカントクは休憩に入りサポートに回る。
ここでおとうさんがエリアにはいる。 まずは、おとうさんの機材でフラリーマンが飛んでみる。 最近のおとうさんのランディングのビデオを見るとフレアーではなく、失速墜落している。ひょっとするとブレークコードが短すぎるのではないかと思い、フラリーマンが確認のために飛ぶ事になったのだ。
素直にキャノピーが上がってくる。 やはりこういうところはさすがは名機だ。 初心者にはこの立ち上げの軽さは重要だ。 エンジンを回して軽く走るとあっという間にテイクオフ。 浮きも悪くない。 軽くエリア周辺を旋回する。 ブレークは少し重く、トリムを延ばした時のHPに似ている。 このブレークの重さは翼端のつぶれにくさの証拠だ。 着陸の際のフレアーはブレーク操作に対して素直だ。 長さも問題ない。 失速は、おとうさんがブレーク操作を一気に行うのが原因だろう。
直ぐに早朝組全員でおとうさんのテイクオフのサポートに入る。 キャノピーの右側のインテークが少し潰れたためわずかに右傾きで立ち上がる。 大きな傾きでないためGOサインだ。 そのままエンジン全開で走りだすが、ロールが入り左右に少し振られる。 左に振られた際につまずいて転倒するが、十分な速度が出ていたためキャノピーが引っ張り上げてくれてそのままテイクオフする。 少々危なっかしかったが、今日はエンジン全開で思いきって行ってくれたのがよかった。 高度100m程度まではまったくおとうさんはホバリング状態。 そこで高度を上げるように指示する。 高度300mで前に出始めたようだ。
モンモンさん、カントク@HPを諦めてスラスト、アメゴくん@デザイヤーと順次危なげなくテイクオフしていく。 特にアメゴくんはいつもよりも走ることなく軽く浮いて行く。 機体の違いだろう。 
この頃にやってきスダチさんと軽く会話を交わしてからフラリーマンも準備を行い少し遅れてテイクオフ。 川島にあるおとうさんの自宅上空を目指している先行4機を追いかける。 高度400mまで上昇してからトリム全開! しかしなかなか先行機に追い付けない。 高度600mまで上昇し善入寺島の高圧線を越えて阿波麻植大橋の手前でやっとみんなと合流する。 おとうさんの自宅上空まで飛んで写真とビデオ撮影を行いおとうさんに帰宅指示を行う。 おとうさんの燃料がほとんど入っていないように見えたからだ。

そのままどんどん高度を上げながらアメゴくん、モンモンさん、カントクの4人でさらに西に向かってフライトを続ける。 高度1000mで急に気温が下がり始め、高度1500mで10度と結構寒くなる。 しかし、高度400mから1700mまでピクリとも揺れないような非常に安定したフライトで気持ちがいい。 高越山を下に見て、剣山と肩を並べてのフライトは夢のようだ。 もう少し高度を上げて2500mまで上昇すると剣山が丘のように見え、素晴らしい景色になるのでもっと上昇しようと無線で提案する。 しかしアメゴくんが「寒い、寒い」とうるさいので上昇を諦めて穴吹からUターンする。 アメゴくん、根性がないぞぉ〜〜!(^_^;
Uターンするとそこは太陽の光が逆光となって景色を一変させる!! きらめく光の中に小さなキャノピーが4つ高度1700mの空中に浮かんでいるのは幻想的だ。 その中の一機が自分であることに感動を覚える。 阿波麻植大橋上空で「おとうさん、無事エリアに到着したかなぁ」と会話していると、スダチさんから「見事なランディングでエリアに戻っていますよ。」と連絡がある。 このようなエリアからの連絡は嬉しいものだ。

ここで、気流も安定しており高度も十分なのでアメゴくんにターンの練習を行うように指示する。 デザイヤーでスパイラルの入り口を経験して欲しいからだ。 しかし、軽い1回転から2回転でターンをやめてしまう。 それではスパイラルの入り口にも入っていない・・・。 その倍はブレークを引っ張らないと・・・。 やっぱ、根性がないぞ、アメゴくん!?
モンモンさんにロールの練習を行ってもらう。 まぁ揺れてはいるが、ロールというよりは左右のターンのような感じだ。 しかし、揺れを一発で止める所はさすがだ。 この後、モンモンさんに後ろに回ってもらいフラリーマンのロールの試技を見てもらう。 カントクが「それ、ほとんどスパイラルにはいっとるじゃぁありませんか!」との連絡あり。 これでモンモンさんにもロールとは左右に揺れるのではなく機体が真下に向いて落ちていく事が解ってもらえたと思う。
そんなこんなで、あっという間にエリアに到着する。 全員、見事なランディングで、おとうさんから5連続無転倒ランディングだ。 いや〜〜! 今朝のフライトも最高!! と乾杯をしていたら、何やらシェフが帰り支度をしている?? なんで?? とよくユニットを見てみるとプロペラの先端がないではないか!? やったぁ〜〜!! さすがはシェフ! 適当なころ合いに話題を提供してくれるところが素晴らしい。 (^o^)/
昼前から木陰で爆睡。 なんと4時過ぎまで寝まくったフラリーマン。 目が覚めるとシェフと副長さんがエリアに来ている。
5時過ぎに風が安定したので副長さんのテイクオフのサポートを行うが、少し傾いた機体を立て直して見事に飛んで行く。 もうテイクオフのサポートは無用かも!?  ところがこちらからの無線連絡に返答がない。 困ったものだ。 その後シェフ、フラリーマンとテイクオフする。 六条大橋まで三機でフライトするが、シェフからも無線の返答がない。 フラリーマンの無線に問題があるのかと思い、各種設定を確認するが問題は見つからない。 この二人はどうなっているんだ!?
会話のない状態で一時間ほどフライトをしてエリアに戻る。
着陸して確認すると、副長さんの無線機は電池切れ・・・。 その無線機は単三電池2個でも動くのでこれからは予備の単三電池を持参して飛ぼう! シェフはキーロックができておらず、周波数が変わって音信不通・・・。しかも老眼で周波数が見えない。 これからは老眼鏡を持参フライト??
やっぱり無線がないとフライトは楽しくない。
(今日のフライト)
・06:21〜07:39 飛行時間01:18
・17:24〜17:52 飛行時間00:28
・本日フライト時間 01:46
トータル505回 418時間02分