ポリーニとTOP80

ポリーニはTOP80と違い、CDIを使っているため非常にアイドリングの安定性が高い。 各回転における最適な点火時期と強力なスパークを飛ばすことが出来るからだ。 ところがこれにも欠点がある事が今回のエンジン焼き付きで解った。 TOP80の場合、点火スパークが非常に弱いため混合比が変わると直ぐに吹け上がりが悪くなる。 結果、異常に気が付きやすい。 ところがポリーニは安定して点火する事が可能なため混合比の異常に気が付きにくい。 多少混合比が薄くなってもちゃんと点火してしまうからだ。 今回のように、ピストンが溶けてしまうほど希薄燃料となってもちゃんと点火してしまうため、取り返しがつかないところまで行ってしまうのだ。 やはりポリーニは座面温度計が必須のようだ。