ポリーニ復活!!

木曜日の夜、ポリーニの部品到着。 金曜日は東京出張から帰ったら即、エンジンの修理に入る。 焼け付いたピストン&シリンダーを修理して既にエンジン始動できる状態にまで出来上がっていたが、思ったよりも部品の到着が早かったので新しいピストン&シリンダーと交換する事にした。 1時間ほどでエンジンの部品交換完了。 あと1時間でリコイル、エンジンカバー、マフラーなどを組み上げた。 普通ならエンジンの始動テストを行うのだが既に夜の9時を回っているので騒音による近所迷惑を考え断念。 明日エリアで行うことにする。
昨日、部品交換をしたポリーニ。 今日は6時前にエリアに入り始動テストだ。 リコイルを5〜6回引っ張るとグイグイ燃料が上昇して初爆。 その後、2回ほどで無事エンジンが始動してくれる♪ ここでエンジンを直ぐに止めて、燃料を抜いて残量を1Lほどまで減らす。 ここにオイルを10ccとキャブクリーン100ccを追加し再度エンジンを始動。 1時間ほどアイドリングを少々高くした状態で放置する事にする。 エンジンの慣らしとキャブの掃除を兼ねた作業だ。
7時前に鬼太郎さんが配達途中にエリアに立ち寄る。 その後、副長と主任が到着。 風はほとんど無風で飛ぶのは少々つらい。 主任のフライト準備を行なっているとシェフもエリアに到着。 主任は風待ちでテイクオフできない。 10時前風が出てきたのでトライするが2度の失敗ののち休憩に入る。
そんな中、全く無風を感じさせずに見事に副長がテイクオフ! さすがじゃ〜〜。 シェフはキャノピーが斜めに立ち上がって失敗。 フラリーマンは続いてテイクオフ。 しかしポリーニの吹け上がりがもたつく。 立ち上げの際に前屈みになるのが良くないのか!? 数歩走ったところで回転が上がり始め無事テイクオフ。 これは初心者には苦しいだろう。
テイクオフ直後、回転を上げ過ぎないように8000rpmでアクセルを固定して上昇する。 これでも1.0m/sの速度で上昇してくれる。 TOP80のフルスロットルとほぼ同じだ。 低空ではサーマルの影響で結構揺れが大きかったが、高度500mを越えると急に湿度が下がって空気が冷たくなり大気が安定する。 ここから先は全く天国だ。 揺れは全くなく快調に上昇してくれる。 次第に高度を上げてついに1000mを超えるが、更に上昇続けて高度1200mまで上昇したところでレベルフライトに移行する。 気温は21度と涼しいを通り越して寒いぐらいだ。 ここで何枚か写真を撮影して降下することにする。 エンジンの調子を確認するためにエリアに降りてプラグの焼け具合を見てみたい。

降下途中で小さな雲を見つけて突入! 全く揺れはなく気持ちのよいミストを味わう。 その後高度500mを切ったところで急に気温が上がり始め、揺れも始まる。 エリアでは主任が再度テイクオフに挑戦だ。 高度を下げながらその様子を見ていると何とか無事にテイクオフしたようだ。 ただしいつものように飛び乗りで危なっかしいので注意した方がいい。 主任の後を追いかけて飛び、何枚か写真を撮影してからエリアに着陸することにする。

アプローチは風が殆ど無いために多少オーバー気味だったが無事フレアーも効いてくれて着陸成功! 直ぐにプラグを確認したところ、きつね色よりは少し濃い、タヌキ色だ! これでポリーニは完全復活か!! (^o^)/
(今日のフライト)
・08:46〜09:34 飛行時間00:48
・本日フライト時間 00:48
トータル608回 522時間37分