飛ぶの久しぶりだなぁ〜!

梅雨に祟られて6月1日から飛べていないフラリーマン。 最近「飛ぶの久しぶりだなぁ〜!」ってセリフが増えてしまっている。(^_^;
今日は喜んで4時40分にエリアに入る。 予想通り誰もいない。 それにしても風が強い。 ちょっと飛ぶのを躊躇うぐらいだ。 
燃料は先週の残り5L。 ユニットの重心位置を見るためのテスト飛行なのでこれで十分だろう。 エリアの草が伸びており、ヴァイパー2の皮膜のないラインでは絡んでしまいそうなのでフォースを取り出す。
ここでカントク登場! カントクがユニット台を作成して持ってきてくれた。 会議机の足を切ってコンパネに取り付けてくれている。 しかもコンパネにはカーペットまで貼ってくれているではなか! カントクありがとう!! ポリーニになってから立ち上がるのが大変だったが、これでかなり楽になりそうだ。

風は弱まることなく吹き続けている。 フロントで走るとガバっと立ち上がり急にテンションがなくなる!? 「ダメだ! 前被りだ!」と諦めかけるが、何故か前に出るとちゃんとテンションが戻ってくれる。 リフトが頭の上で待っくれていたようだ。 そのままエンジンを回して無事テイクオフ。 低空では15km/h程度で西に進むが、高度100m以上ではほとんどホバリング状態だ。 揺れも大きく飛ぶには楽しくない。 柿原堰でUターンしてエリアに戻る。 ここから重心位置を変えたユニットのランディング・テストだ。 エリアに近づき高度が下がると揺れが大きくなる。 直陸直前に左に傾き、それを補正しようと右ブレークを当てるが、右だけフレアーが掛かったようになってしまう。 その後ロールから左へのサイドスリップに移行して着地。 当然のようにキャノピーは左に流れランディング失敗・・・ 膝を付いた後にキャノピーに引っ張られて土下座状態となる。 気流が悪くユニットの重心変更の確認どころではない。 残念!! その後、風は収まらず寝太さん、主任、カントクと朝早く集まったにもかかわらず午前のフライトは行えない。

午後5時を過ぎてやっと風が収まり主任が見事に飛んでゆく。 午後参戦のフォースの副長と寝太さん、フラリーマンが続く。 燃料は9L。お昼にエリアの草刈りを行ったのでフラリーマンはヴァイパー2だ。 立ち上げは上手く行き真直ぐだったがエンジンの回転がブヨブヨ言って上がらない。 エンジンストップがライザーに当たっていると気が付く。 もうエリアの真ん中まで走っていたが、左手の位置を変えてなんとか無事テイクオフだ。 シェフは残念ながら無風の中、何度かテイクオフを失敗してフライトを諦めた様子だ。

副長が無言で西に進路を向けて飛んでいる。 それを寝太さんと二人で追いかける。 高度、200〜400mでは揺れが大きい。 副長は時折寝太さんを待つような感じでUターンをして後ろを確認している。 曇っている上に霞が厚く眺めはよろしくない。 第十堰ではエンジン8000rpm以上で降下するほどのシンクやアイドリングでも上昇するようなサーマルが入れ替わりに現れ、結構怖い思いをする。 「あきまへんなぁ、第十堰は! ここで引き返しましょう」 と連絡してエリアにUターンする。帰りはサーマルを避けて高度2〜30mの低空を飛ぶ。
エリアに戻ると低空の大気が安定しており、ローパスが気持ちいい。 ヘルメットカメラで柿原堰を超低空有飛行で撮影する。 上手く写ってくれればいいのだが・・・ 次に上昇して肉屋さんのおばさん宅を空撮だ。 高度300mでおばさん宅を確認し、その周辺を旋回して撮影する。 今日は霞が厚くレタッチが必須なのでRAWモードで撮影を行う。 その後、再びエリアに戻り今度はフットカメラのテストだ。 フットカメラにはパナソニックのFX80。 魚眼ではなく広角での撮影を行なう。 空中での取付には問題はないが、誤って手を滑らせた時に落下を防ぐための手立てが必要だ。

ところが、無風だったエリアに西の風が入ってくる。 ここから急に低空の気流が悪くなりレベルフライトが難しい。 しかしシェフはこの風に乗って無事テイクオフとなる。 先に副長が着陸しているのを確認した後、フラリーマンもそろそろ着陸することにする。 少し気流は荒れ気味だが、今朝に比べると楽勝だ。 綺麗にフレアーが効いて、しかも仰向けにならずに無事ランディングすることができた!! 久しぶりのきれいなランディングで大喜びのフラリーマンであった!? (^_^;
(今日のフライト)
・05:41〜05:48 飛行時間00:07
・17:11〜18:32 飛行時間01:21
・本日フライト時間 01:28
トータル666回 590時間10分