九州ツーリング十三日目 三崎〜徳島自宅

昨日夜が遅かったので寝坊をしてしまう。 8時起床でちょっとマビックを飛ばしてから9時半出発。 風の丘パークでリザーブタンクに切り替える。 リザーブが2Lならあと80km以上走れる、とタカをくくって走っていたら長浜手前で燃料切れでエンストだ! なんとリザーブから40km弱しか走れないではないか! こんな事もあろうかと、500mLガソリンを持っている。 これを入れてエイプ復活だ。 しばらく走って長浜で燃料チャージ。 9L入る。 でも、本当に持っててよかった500mLだ。

小松の豚太郎で昼食を取ると雲行きが怪しくなっている。 小松のマルナカで雨具に着替えて西条に。 ここで雨が止むがまだ空は怪しい。池田に出ると日も指してきたので雨具を脱ぐ。 しかし鴨島でまた雨だ。 再度雨具に着替える。 ところが結局自宅までほとんど雨に振られず5時30分に到着だ。 う〜〜ん!! よく走ったものだ。 


今日の走行距離 272km

九州ツーリング十二日目 雲仙温泉〜長崎〜佐賀関〜三崎

ガスが残る雲仙温泉をあとにして原城跡経由で長崎に向かう。 原城は有名な島原の乱のあった場所だ。 遠回りにはなるがぜひ立ち寄りたかった場所の一つだ。 幕府によって石垣も崩され、土を盛って完全に跡形もないようにされていたそうだが、多くの方のご努力で発掘、、復元されたそうだ。 ここには天草四郎の墓もあり、400年近い昔を思うと何か胸に熱いものが込み上げてくる。 

長崎には海岸線を走ることにする。 交通量も少なく軽快に走っていたが、愛野で誤って57号に入ってしまい、交通渋滞に巻き込まれる。 そこで抜け道を走って251号に戻り長崎に入る。
長崎観光の最初はグラバー邸だ。 ここで坂本龍馬岩崎弥太郎が商談を行っていたのかと思うと胸が高鳴る。 本当にきれいな場所で感動だ。 

オランダ坂はどうってことのない石畳の道でがっかり。 中華街では長崎ちゃんぽん発祥のお店で上チャンポンを頂くがまあまあってところだ。 眼鏡橋もどこにでもありそうな小さな橋だった。


長崎はもういいかな。 ここで天気予報を確認すると明日から10日間も連続で雨模様らしい。 平戸や関門トンネルはあきらめて帰るか。

調べてみると、小倉に向かって東急フェリー経由は時間的に間に合わない。 行きで使った佐賀関〜三崎の国道フェリーは最終の10時には間に合いそうだ。 時間は3時過ぎ。300km余りを6時間半で走り抜くことにする。 

長崎から諫早は車が多く時間が稼げない。 大村からは山道に入り平谷温泉経由で鹿島に出る。 この道は交通量が少なく快調に時間を稼ぐ。 佐賀市内は通らず柳川に抜け山鹿に。 山鹿では日も暮れて少し肌寒い。 ナビの到着予定時刻は9時30分だ。 ところが菊池で道を間違えてバイパスを逃し15分ほどロスする。 あと余裕は5分もない。といっても最終フェリーに乗らなければならない訳ではないので焦る気持ちは全くない。 まぁ、運転に集中するためのゲーム感覚みたいなものだろう。
熊本に入り57号線経由で阿蘇に向かう予定だったが全面通行止めで迂回路に回る。 ここで更に5分ロスをする。 阿蘇から竹田へは足の速い車に引っ張ってもらって時間を稼ぐ。
しかしここで大問題に遭遇する。 朝地から57号線が無料の自動車専用道路になっていたのだ。 夜ということもあり間違えて侵入してしまう。 車は殆ど走っていないので前の車について行くことにする。 信号もないほぼ高速道路仕様の道をエイプが車の流れに乗って駆け抜ける。 あっという間に犬飼を過ぎフェリー乗り場まであと35kmとなった。 到着予定時刻は9時35分だ。

更に5分時間を稼ぎ佐賀関到着は9時30分。 無事最終フェリーに乗船する。 フェリーの売店も閉まっていたので自動販売機のカップ麺を食べて一休みだ。 三崎到着11時15分。 コンビニでビールとアテを買って展望台で野宿だ。

今日の走行距離 422km

九州ツーリング十一日目 栖本〜雲仙温泉

今日はまず昨日本当の宿の予定だった竜ヶ岳に向かう。 これも風呂上りにビールを飲んでしまったから、仕方がないであろう。 登り口まではきれいな道だったが、山に入るとか、坂もきつく道も狭いので、かなり走り辛い。 頂上に着くとキャンプ場に天文台、展望台がある。 ただ平日でオフシーズンのため管理人はいないようだ。 なかなかキレイなところで、昨晩はここで泊まった方がよかったかもしれない。 展望台の眺めは最高で、早速マビックを飛ばす。 ところが、展望台よりもその下の方が高度感があってよかったのだ。 道案内に従ってハート岩と棚田の展望を回る。 ここはなかなかいいところだ。

これが噂のハート岩


竜ヶ岳を出て東側の海岸線を駆け上る。 すぐに天草五橋に入るが、別段どうってことのない橋と道だった。 できたころはすごかったのだろうが、しまなみ海道などもっとすごい橋ができたので感動は薄い。


ここからは有明海の南端を走って、高速カーフェリーの乗り場に1時前に到着しなければならない。 ちょっと速度を上げて快調に走る。 15分前に無事フェリー乗り場に到着し乗船。 たったの30分で島原に到着する。 ここでちょっと遅いが、姫松屋本店で名物の具雑煮を食べる。 具沢山でなかなかうまいものであった。 ところでこのお店の奥さんの息子が、徳島の子を嫁にもらったそうで、徳島県人のフラリーマンは観光案内や割引券など用意してくれたりと色々と親切にして頂いた。 奥さん、ありがとうございました。


昼食が終わった後は島原まゆやまロードを走る.5kmほどの山道だが道も広くきれいなので気持ちがいい。 ただ、普賢岳が雲に隠されてしまい残念だ。 まゆやまロードを降りると、土石流災害家屋保存公園に行く。 もうほとんど海沿いだというのに家屋の一階部分が完全に埋まっている様子は衝撃だ。 大野木場小学校跡はきれいに火砕流から掘り出されていたので、廃屋という感じで当時の様子は分からない。 次は仁田峠だ。 ここは普賢岳に最も近づくことができるポイントで、その行程もいいらしい。 しかし雲に隠れてしまった普賢岳。 顔を出してくれ〜〜〜!!
仁田峠循環道路に入って展望台でマビックを用意することにする。 ここで知り合った唐津から来られたご夫妻の奥さんが「晴れ女」とのこと。 そのご利益か、急に雲が途切れて普賢岳が顔を出してくれたではないか!! 流石だ、奥さん! 


展望台からすぐが仁田峠となっておりロープウェイで妙見岳まで登ることができる。 しかし、5時閉店とのことで登ってもすぐに降りなければならない時間だ。 ここでもフラリーマンの代わりにマビックに登ってもらうことにする。 実際にマビックをここで飛ばして感じたことは、その強烈な上昇力だ。 あっという間にロープウェイの終点を通り越して妙見岳の頂上にでる。 そこから普賢岳を越えて平成新山を望む。 詳しくは動画を見ていただこう。

ここで唐津のご夫妻と再会し、マビックに興味津々のご様子で送られてくる画像に見入っている。 なぜか奥さんにハイチューを頂く? マビックを片付けているとここ野島との方に声をかけて頂き、「子地獄温泉」というところがいいと教えて頂く。 ここから10〜15分だそうだ。 この温泉に近づくと硫黄の臭いがプンプンする。 温泉は古ぼけて、エアコンも壊れているがお湯がいい。 濁りの入った硫黄臭いお湯が効きそうだ。 休憩室でマビックの充電をさせて頂いたが、エアコンがないため汗だくになってしまうので外で涼むことにする。 入り口でたむろしているネコと一緒に虫の音を聞きながら夕涼み♪

今日の宿は、途中で見かけた公園だ。 大きな屋根付きの休憩所がいい。 夕食の買い出しにコンビニに入ったがアンパンぐらいしかなくがっかり。 おでん屋に入ると満員で断られるし散々だ。 7時を過ぎると温泉街のお店も閉まっていく。 仕方がないので行き当たりの食堂に入る。 中は古ぼけて耳の遠いお婆さんが一人でお店をやっており、当然客はファラリーマン以外はいない。 この店大丈夫か? 不安を覚えながらお勧めの皿うどんを頼むと、「ちゃんぽんですか?」と聞き返される。「違います。皿うどんです。」と答えてやっとオーダーが通ったようだ。 ところがこの皿うどんが絶品なのだ! 麺はパリパリの揚げたてで香ばしく温かい、アンも具沢山で味もいい。 これは美味い!! 量もタップリだったので大満足だ。

今日の走行距離 171km

九州ツーリング十日目 天草 牛深〜天草 栖本

さすがは藤棚の下、全く夜露は降りておらず撤収がめちゃくちゃ楽だ。 各種充電は満タンで、朝顔を洗うこともできるしトイレもきれいだ。 下手なキャンプ場よりずっといい。

牛深で有名なハイヤ橋に向かう。 遠見山を下りてすぐのところにある。 この橋は珍しい三差路のある橋で、メインは弧を描くように港を横切り残りの一本はループになっている。 噂通り空を飛ぶがごとくの走り心地だ。 橋を渡ったらそのまま島の西海岸を走って大江教会だ。 教会では写真を販売しているカメラマンさんと話が弾む。 


この教会のすぐ下に有名なちゃんぽんがあるそうだ。 教会を見学した後、メーンの盛というお店でちょっと早い昼食だ。 ここのちゃんぽんは、具は野菜がほとんどで肉や魚介類は小さくて少ないのでほとんど見当たらない。 しかも麺は昨日ゆでたものを温めただけで腰も粘りも皆無だ。 スープは化学調味料がたっぷり入って舌がしびれる。 なぜ有名なのかさっぱり分からない。

大江教会からは国道を離れて海岸線を走る。 道は狭く路面は荒れているが海岸線が素晴らしい。 荒尾岳の展望台でマビックを取り出して撮影を行う。 もう少し霞がなければよかったのだが仕方がない。 白鶴浜で国道に合流しそのまま海岸線を北に進む。 イルカウオッチセンターの少し先で急に眠気が襲ってきたので道端の木陰で30分ほどお昼寝タイム! 公園で野宿したり道端でシート敷いて昼寝とは、まるでホームレスだなぁ。

お昼寝から復活後は瀬戸大橋を渡り上島へ。 上島では観光コースを離れて南側の海岸線に向かう。栖本に出ると今日のお風呂があるからだ。 4時前にカッパ温泉に到着。 きれいで立派な施設で気持ちがいい。 すぐ隣にはアスレチック公園もあり子供たちが遊んでいる。 今日は、アスレチック公園のとなりの庭園で泊まろうか。 温泉は広くて気持ちがよく、休憩所も広くてゆっくりできる。 電源もお借りして充電も完璧だ。 温泉でゆっくりしたあと、近くのコンビニで夕食を仕入れて、屋根付けのベンチで夕食だ。 ところで、奄美大島で買った蚊のいなくなるスプレーだが、これが最強なのだ。 ベンチの四隅と靴にワンプッシュすると全く子虫や蚊が寄ってこない。 テントもワンプッシュでOKだ。

今日の走行距離 120km

九州ツーリング九日目 鹿児島〜霧島〜えびの〜長島〜天草 牛深


朝8時に鹿児島到着。 フェリーを降りて荷物のパッキングを行って出発! まずは日本一という蒲生の大楠を見に行こう。 加茂の大楠と比べてみたい。 交通量の多いメインの国道10号線を北に進む。 途中で県道57号に乗ってナビに従って目的地に着くと・・・ 「がもうの大楠社」という工場の前。(T_T) やられてしまった! 再度ナビに正しい目的地を入れて再出発だ。 八幡神社の境内にその大楠はあった。 しかし、枝が何本も折れ、幹は太いが枝の広がる迫力はない。 これは加茂の大楠の勝ちだね。 

ここから空港前のザボンに向かうが、新しい道が空港まで一直線でつながり予定より早く着いてしまう。 道の駅の直売所で時間つぶしだ。 11時にお店がオープン。 期待していたさぼんのラーメンだが、うまいことはうまい。でも、ま、こんなものかなという感じ。 味はトンとろの勝ちだね。
次の目的地、霧島神社へは223号線を走る。 この道は道100選に選ばれているそうだ。 緑深い快走路を軽快に駆け上るのは気持ちがいい。 ただこれが自転車だったらと思うとちょっと恐い。 霧島神社は平日というのに参拝客の列ができている。 お参りを済ませたら高千穂高原経由でえびの高原を抜けてえびの市へ。 高千穂高原では新燃岳、えびの高原では韓国岳を右手に見ながらコーナーを攻める。(この数日後に新燃岳が噴火するとは考えてもいなかった。) あまりに気持ちがいい道で止まるのを忘れて走る抜ける。 気が付けばえびの市に到着。 ここから栗野〜伊佐〜出水を経由して長島に向かう。 出水までは町中の普通の道で単なる移動という感じだ。 出水からは海が見ながらの走行で気持ちがい。 長島への黒之瀬戸大橋は高度感と大きさで迫力だ。 この橋を渡るとあと12kmで天草へのフェリー乗り場だ。 4時35分にフェリー乗り場到着。 フェリーの出航時間は4時40分ということで切符を買って滑り込む。

牛深に到着すると夕日がきれいな時刻が迫っている。 キャンプ場も遠いので近くの遠見山公園で野宿しよう。 明るいうちに下見に行くと頂上付近の藤棚下がよさそうだ。 水道、トイレ、電源がある。
 コインランドリに洗濯物を突っ込んで牛深温泉センターへ向かう。 ここの露天風呂は最高!! 広いし奇麗だし客がいない。 ゆっくり温泉で体を癒して、洗濯物を回収し、コンビニとホットモットで夕食を調達。 遠見山公園では奇麗な夜景の前で、暖かいカツどんを食べながらビール!! 最高だぁ〜〜!!

今日の走行距離 121km

九州ツーリング八日目 奄美大島


宿の横の川に大ウナギがいる!? 朝起きて川を見ると何やら怪しげな影が! よく見ると大ウナギではないか!! 宿のオーナさんがエサをあげて飼ってるらしい。 こんな街中で大ウナギとは奄美、恐るべし。
8時にオープンの喫茶店スヌーピーでモーニングを取って出発だ。 加計呂麻島に渡ろうかとも思ったが本当に何もない自然だけの島らしいので今回はパス。 湯湾の林道で十分だ。(笑) まずは油井岳の展望台だ。 ここ方たったの10分で到着。 眺めはよくて道もきれいだ。 いったい昨日の湯湾岳への苦労は何だったのだろうか!? (T_T) 

展望台をあとにしてマングローブ公園へ。 ちょうどカヌーのツアーは出たばかりで次はお昼なのでツアーは断念。 マビックで見ることにしよう。 無料の木道に行ってみるが、全く何も見えない。 国道に出てパーキングからマビックを飛ばす。 軽快にマングローブの森を飛んでカヌーツアーとマングローブをを捕らえる。


マングローブンの次は北東部のサンゴ礁の広がる海岸線だ。 長いトンネルの続く58号線を軽快に走り抜ける。 途中でドラッグストアに寄り虫除けとかゆみ止め、点鼻薬を購入して赤尾木の先のハンバーガショップで昼食だ。
ダブルチーズを頼んだらこの迫力!! これはすごい。 神戸の有名なハンバーガーよりすごい。 大満足で昼食をとっていると、お店の方からここの海がきれいだと聞いて、食後のお散歩に海岸に出てみる。 おお〜〜!! これは美しいではないか!! 早速マビックを取り出して撮影に入る。

昼食を取ったところから30分ほどで土森海岸に到着。 ここは先ほどの海岸よりさらに美しい。 青い空に本土では見ることができないどこまでも続くエメラルドグリーンの海に真っ白な砂浜。ただ観光客が多くドローンを出すのはあきらめる。 近くのあやまる岬はきれいではあるのだが観光化されすぎて感動はない。 さて、港に帰るか。 名瀬に戻ってお風呂に入り夕食を取る。 なかなかいい店がなくジョイフルに入って角切りステーキ。 しかし肉に味がなく焼き過ぎでカチカチ。 残念な夕食となってしまった。 向かいの酒屋で3年熟成黒糖酒を買ってフェリー乗り場に。 9時20分フェリー出航。 さらば奄美大島

今日の走行距離 121km

九州ツーリング七日目 奄美大島


奄美大島到着が5:00なので4時半ごろ起床がかかる。 奄美行きの人は到着が早いこともあって同じ部屋のようだ。 ちょうど五時に下船が始まりバイク置き場に通される。 下船すると真っ暗・・・ バイクをフェリー乗り場の前に止めて待合室で少し休むことにする。 1時間ほど仮眠をとってフェリー乗り場前にある観光案内掲示板の前のベンチで今日の計画を立てる。 実はガソリンがあまり入っていないのでスタンドが開くまで時間があるのだ。 7時過ぎに出発。 島の北側の海岸線を南に下ることにする。 少し走るとスタンドを発見。 これで安心んだ。 コンビニも見つけて朝食もOK。 海岸線に出ると海の色が違う!! 美しい〜〜!! 所どころでマビックを出して撮影しながら走る。 突然大きな断崖が表れてびっくり! 徳浜の断崖だ。 この断崖にトンネルが掘られている。

トンネルを抜けるとすぐに「湯湾岳 左」の看板を見つける。 奄美大島の最高峰だ。 でもあれ? 入り口はもっと先だと思ったが? と思いながら林道に入る。 この道がまたすごい!! 舗装はされているが、路面は荒れて、時々道の真ん中に大穴が開いていたり大きな石が転がっている。 坂も激しく、エイプの2速では登れない箇所もあるぐらいだ。 30分も走ると道の両側の雑草が真ん中まで伸びてきて、くぐるように走らなければならなくなる。 本当これでいいのか?? だんだん不安が募ってくる。 しばらく走ると道の2/3が崩落しているではないか! 恐る恐るそこを通過すると今度は土砂が道半分を覆っている。 携帯の電波が届かず道の確認もできない。 山が深くてGPSも弱い。 1時間近く走ったので戻るのも大変で引き返せない。 さらに走るとやっと三叉路で看板を見つける。「名音」? いったいどこだ。 しばらく走ると草刈り作業のおじさん達と出会う。 地獄に仏とはこのことだ。 湯湾岳の展望台への道を教えてくれたが、展望台は崩れ何も見えないとか。 (T_T) これだけ走ったのにすべて無駄だったのか・・・ 宇検に下る道の途中の展望台が眺めがいいそうだ。
まず奄美フォレストに向かい、そこから宇検の展望台を目指そう。 道は大分よくなって走りやすい。 すぐにフォレストに到着してそこから直ぐに展望台だ。 きれいに整備された公園があり、十分キャンプもできる。トイレ、水道、またトイレの中にはコンセントある。
展望台へ上がるとこんなところに一人先客がいる。 プロのカメラマンだそうで、ここからの景色を狙っているが日が出てこないので困っているそうだ。 この展望台は周りの木が伸びすぎて思ったほど視界は広くない。 これはマビックちゃんの出番でしょう! カメラマンさんもドローンには興味津々で、色々お話しながらマビックの準備をする。 ここからほんの2〜30m上げただけで全く別物の景色に変わるのをビックリしていた。 たぶん、買ってしまいそうな勢いだった。

展望台から宇検は10分ぐらいの道のりだが、途中全面通行止めの看板が出ているではないか!! ひょっとするとバイクならと思い入っていくと、工事のおじさんが「バイクなら通れるよ。気を付けてな!」と声を掛けてくれた。 安心して下ると直ぐに宇検に到着だ。

宇検からは瀬戸内沿いの道を選ぶ。 しかしこの道は思ったほど展望はなく、曲がりくねって狭くて遠いだけであった。(T_T) 途中、瀬戸崎の灯台でマビックを飛ばし、瀬戸町に入る。加計呂麻島への拠点になる街だ。 ところが天気が怪しい。 山からどんどん低い雲が流れてきて小雨が降りだす。 今晩は野宿は無理か。 早々にキャンプを諦めて瀬戸町のゲストハウス、昭和壮に入る。 狭いゲストハウスだが工夫がされており、オーナーさんも気さくでかわいい人で住み心地は良さそうだ。

夜は近くの銭湯で体をほぐし、お魚屋さんで美味しい海鮮マグロ丼を食べ、同室の方とビ−ルを飲みながらソニーのαについて熱く語り合うのであった。


今日の走行距離 112km